2/6/08

Category : Bench  Project : Bar 探偵

知人の映画監督、林海象さんが京都の左京区東山道と御影道のあたりにバーを開く
その名も『BAR探偵』。探偵映画を多く撮っておられる監督は現在もネットシネマ『探偵事務所5』を撮られている。

依頼は丸テーブルに使用するベンチ2脚とカウンターに使用するラブベンチ(二席用)2脚。
シンプルで座っていて疲れないもの特に店に合わさなくてもよい、デザインはお任せと言う内容。
うちの工場に有ったケヤキの端材で作る事にした。

店に有るテーブルの高さが690ミリだったので、ベンチの高さをそこから270ミリ下げて420ミリにする事にした。高差は300ミリぐらいは出来る、日本では大体テーブル700前後、椅子400前後という高さが一般的なようだ。アメリカでのサイズはもう少し高かった。

ベンチの長さが1800ミリ程で、まず板を張り合わせ、疲れないベンチと言うことでベンチトップを少しルーターで彫る事にした。端を丸くするのであらましジグソーで丸に切った後、ルーターで型通りにフラッシュ・トリムのビットでトリムした。

  • ルーターの使い方(座面).

 

ルーターに曲台を付ける、角材にコンパスで曲線を書き、バンドソーで割り座面を彫る為のジグを作る。

 

  • ベンチトップの端を丸にする。

 

  • テーブルソーの使い方(不規則な直線切り)

 

テーブルソーで平行でない直線を切るには、フェンス側に切る材料と同じ高さの物を置き、その上にコンパネを固定する。コンパネは鋸刃の左側と同じ出っ張りにして、切る材料の上にコンパネを置き、コンパネとコンパネの端どうしをすらして切ると直線に切れる。注意する点は切り落としが十分に入るスペースを十分に作っておく、材料の上に置く台はずれない様に裏に止めに成る物を付けておく。またはサンドペーパーをコンパネの裏に張っておいても材料の固定に成る。

  


2/11/08

Category : Bench  Project : Bar 探偵

 

 

ベンチの脚には、脚の広がりを止める工夫が必要だ。座面の裏にサポートを付ける、これがないと座った時に座面がたわみ脚が広がる、すると座るたびに「ギィ」と泣き音が聞こえる。この様な負担はいずれ脚のがたつきにもつながるのでベンチを泣かしてはいけない。


2/12/08

Category : Bench  Project : Bar 探偵

  

 


2/17/08

Category : ベルトサンダー/ルーター  Project : デッキ・プレカット

 

数日前に知人の仕事の下請けで、某遊具メーカーのデッキのプレカットを頼まれ図面通りに幅、長さそしてボルトの座穴などをあけた。材料はオーストラリア産のサイプレス(檜)、この木は初めて見る材料だ、結構いい臭いで鉋屑などはトイレの芳香剤の様な臭いがした。3メーターの2X4を80本ほど使った。今回使用した機械にベルトサンダーとルーターテーブルを使用したのでその事について書きます。

  • ベルトサンダーのジグ

今回ベルトサンダーを使用する時に作ったジグは、2X4の端を丸くする物です、幅100ミリの材料に直径100ミリの丸を作る時に、同じ形のものを幾つも作るのでフリーハンドで作っていては共通する形に成らず時間もかかります。上のジグはベルトに直角になる様に台を付け、2X4が回転する様に2X4を載せる台をネジで止めた物です。あらかじめ2X4の端を45度で落としておきます。そしてジグの台に乗せてクランプで2X4を止めクルッと半回転回せばきれいな丸に成ります。その結果余り左右対称でなければ、2X4をひっくり返してもう一度半回転させれば左右対称に成ります。

  • ルーターテーブル/ベアリング・ラウンドビット

加工したデッキの材料を全て丸に面を取りました。使用した道具はルーターの台をコンパネに付け替えひっくり返した物です。簡易のルーターテーブル、面取りに使用するには全面に均一に角が取れていないといけないので台の幅を狭くして使用しています。ここで注意する点は、ベアリングビットのベアリングの状態を良くしておく事です。3メーターの材料を80本使用したので加工した物を全て面を取ると1000メーター程の長さをかける事に成ります。ルーター自身も手持ちの大型のタイプの物でないと機械に負担がかかります。刃も磨いでおかないとモーターに負担をかける事に成ります。

ベアリングの手入れは重要で、ベアリングの状態が良くないと材料にべメアリングのこげた跡がつきます。使用する前には必ずベアリングが回るか確認し、回らない場合はラッカーシンナーにしばらく付けておき手で回せる様になったらオイルを付けて使用します。ベアリングの中の玉が摩耗してガタついていると、ホームセンターでベアリングは売ってあるので交換して使用したほうがよい仕事ができます。

「Bar探偵」のカウンターに使用するラヴスツールを2脚作ります。カウンターにステップが着いていないので椅子の方にステップを付ける事にしました。時々映画の上映会をされるので後列の椅子として使用出来る様に。椅子には顔が後ろにも有るのでバック美人にしなくては成りません。限られた材料でシンプルにまた、二人分の重量が耐えられるだけの物を作らなくては成りません、上は今日書いたラフスケッチ。


2/18/08

Category : 簡単ダボ合板 ダウルセンター使用  Project : Bar 探偵

このダウルセンターを使用してスツールの座の部分の合板を作ります。ダウルとはダボの事で板と板をダボで繋ぎます。簡単な方法でいて、外れにくく天板が概ねそろいます。

まず、合板に使う板の厚みがはまるコの字のボックスを作り、ダボが来る位置に穴をあけます。又は穴をあけてからボックスを作ってもよいでしょう。

 

このボックスを作る事で同じ深さにダボが来る事に成ります。板に印をつけボックスを動かしながら穴をあけて行きます。

 

穴があけばダウルセンターを差し込み、平らな所で天板を下にしっかり着けた後ハンマーでたたきマークを付けます。そしてマークの所をボックスを使い穴をあけます。

 

ダボは穴の直径の角材を作り、作業台の角に当てて鉋で鉛筆を毛つる様に回しながら鉋で削って作ります。ボンドを付けて差し込み、適当な長さで手鋸で切りお足します。少しならダボなど買わなくてすみます。ダウルセンターが無ければボックスだけでもダボの合板は簡単に作れます。


2/23/08

Category : スプレーガンの使い方  Project : Bar 探偵

切り方:当て木をして真直ぐ切る
 

溝彫り:ルーターテーブル/フラッシュビットで溝を掘る
組み合わせ:ホゾにウエッジを入れて差し込み、抜けなくする。
 

塗装方法

 

今回の塗装は、大谷塗料のマイルドステイン、ウレボンサンディング(2液)、ウレボンフラット(2液)を吹き付け塗装しました。

マイルドステインをスプレーガンで吹き付けた後すぐに均一に拭き取ります。

すぐ後に2液製サンディングシーラを専用シンナーで薄め吹き付けやすい濃さにして全面に吹き付けます。数時間後に240番のサンドペーパーで軽く白い粉が出る程度に角にさわらない様にサンディングし、二回繰り返します。

仕上げ塗料の100%つや消し2液製ウレボンフラットを専用シンナーで薄め吹き付けます。座面はにと吹き付けます。

  • スプレーガンの使い方
  1. スプレーガンの掃除は確認する。前の塗料が残っている場合、塗料が着いている部分をばらし、フタの有る缶にラッカーシンナーを入ればらしたパーツを入れ30分程蒸らしブラシで掃除します。細くて掃除しにくい所はエアーガンで吹き飛ばします。
  2. スプレーガンを組み合わせ塗料を入れます。塗料の濃度はスプレーガンで使用しやす状態に専用の薄め液で薄めます。その濃さは一度仮に他の物に吹き付け、吹き付けたすぐ後が水を敷いた様にシトッと伸びるまでに薄めます。そのままではざらっとしていたり、ぶつぶつだったりするので伸びる所まで薄めるのです。しかし薄めすぎるとタレが生じるので薄めすぎない。
  3. スプレーガンには3つのバルブが着いています。初めは全て閉めておき、最初に吹き付ける気圧のバルブを少し吹き付けたい量に開きます。
  4. 塗料のバルブを吹き付けたい程度に開きます、少なすぎるとムラが出来やすく、多すぎるとタレます。少なめで十分な程度に塗料を出します。
  5. 一番上のバルブで吹き付けの幅を決めます。手のひらぐらいの幅で当たる程度に開きます。殆ど同じ幅で吹き付けられますが、ピンポイントで内角などを吹きたいときは吹き付け幅を狭め、吹き出し量を調整します。
  6. 吹き付けは見えにくい所から最後に見えやすい所に吹き付けて行ってます。
  7. 必ず吹き付ける面に対して直角に吹き着けます。
  8. 吹き着けた後が水を敷いた様に塗料が伸びる程度のスピードでスプレーガンを動かして行きます。塗装する面の上で折り返さない、必ず吹き付け抜ける。
  9. 使用した後は、使用した塗料の薄め液又はラッカーシンナーを入れて空吹きし中の塗料を吹き出して掃除します。ラッカーシンナーはペイントシンナーより強いの油性の一般的な塗料は掃除出来ますが、ラッカーシンナーをカップの中に入れたままにしておくとパッキンやプラスチックの部分が変形する事が有るのでガンや塗料を通すホースの中はすこしペイントシンナーを入れて残しておくか、きれいに掃除して保管します。

2/24/08

Category : ベンチ&ラヴスツール 完成  Project : Bar 探偵

 

 

Bar探偵の仕事が完了した。探偵のイメージと言う事で、民芸調は外しディテールと色合いで西洋風な感じを出す様にした。

 

林海象さんに座ってもらい大変気に入ってもらう。

 

Bar探偵について、オーナーは探偵映画を多く撮られている林海象監督。所在地は京都市左京区の東山通りと御蔭通りの交差点を西に数件の所、京阪出町柳駅から京福電鉄で元田中駅の近くです。バスでは東山道の里の前下車、開店は3月半ば頃から、京大の交差点百万遍からも近くです。

この店の特別会員は面白い方達が連なるようです。第一会員はキャッツアイで出演された藤原紀香さんです、なんだか私の名前も載せてくれるとか。

 

そして、この店のユニークな所は奥に有る隠し扉なのです。映画美術の伊藤ゲンさんが作られた定番の本棚の隠し扉の中には、錆びた潜水艦の艦内の様な内装の京都で一番小さな5人がけの映画館が作られています。海象さんの映画を始め色んな映画が上映されます。映画ファンなら必見の場所でもあるのです。

 

今朝は京都府南部もうっすらと雪が積もっていたが、京都市内を北上するにつれ積雪も多くなり朝はボタン雪が吹雪いていた。こんな日は珍しく大文字が白文字に成るのです。
「ほんまに、よろしおすなあ」

Woodworking shop 精華スタジオ
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